制震建具リーフレット

制震建具(エネルギー吸収建具)を取り付けてみませんか?

ダンパーの機能を持った建具が、地震による建物の変形を吸収し、地震から家を守ります。

日本の木造軸組住宅は、襖などの開口部が多いため、壁の量が少なく、耐震性能が低くなっています。一般的な補強方法は、開口部を塞ぎ、壁(耐力壁)を増設する方法をとりますが、この制震建具は、建具を取り換えるだけで、筋かいなどの耐力壁の代用と考えるものです。

壁や天井などの解体工事も無く、建具を取り付けるだけの画期的な方法です。自宅での工事日数は、半日もあれば十分!!

制震建具による耐震補強ができる住宅の条件は・・・

    1. 基礎は、「布基礎」もしくは「べた基礎」で、土台はアンカーボルトで緊結、固定されていること
    2. 鴨居上部には垂壁があり、間柱及び吊束による補強があること(欄間の場合は不可)
    3. 柱は、その断面寸法が「105mm×105mm以上」であること
      ※制震建具は固定しますので、襖としての使用はできません。
      (取り外しは可能です)

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ご自宅の襖を制震建具に取り替えるだけで、家の耐震力UP!!
取り付け前に比べ、1mあたりの壁倍率が1.5倍程度向上!!!
(30㎜×90㎜の片筋かい壁と同様の性能を有しています)